我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年10月 2日 (火)

百年プリント

N098
コニカ(ミノルタ)が写真事業から撤退して、早6年。

その長い歴史上、1984年からその終焉まではコニカカラー「百年プリント」という名称の純正プリントサービスが用意されていました。

「百年プリント」の登場から28年なので、百年後のプリントを見られるのは、まだ72年も先の話。撤退直前のプリントなら、まだ94年もの時間が必要。

こういう話になると、本当に100年色褪せないのか?とか、保証してくれるのか?とか、何を持って判断するのか?とか、厳しいツッコミを入れる人もいらっしゃいますが、それは大メーカーが大々的に謳っていること、信用しようじゃありませんか、どうせ自分の目で確認出来ないんだし。

それより、「百年プリント」を謳ったコニカが、写真事業から撤退したことが淋しいことだし。果たして、我々がホントに100年も写真を大事にするのか?という方が大切な感じ。

昨今、デジタルカメラ主流の時代になって、プリントさえしなくなっている今の風潮ですからね。度々、言っているようにモノ(プリント)にして残しておくことの重要さも絶対にありますからね。

「百年プリント」の話を持ち出しておきながら、こんな締めも変ですが、思わず机の引き出しから出てきたりする昔のプリントって、多少色褪せている方が雰囲気あったりもするんですよね・・・(笑)