酸っぱいOM
カメラを整理していると、外観がヤニっぽいカメラや、ホコリかぶったカメラ、錆びかかっているカメラ、カビ臭いカメラなどに、ちょくちょく出くわします。
ヤニっぽいのも、ヘビースモーカーが愛用していたから~というよりは、ヘビースモーカーの部屋に放置されていたから~というパターンの方が多いようで、残念がら上記の例は、どれも長年放置されていた結果であることが推測されます。
でも、何かの縁で我々カメラ屋にやって来ることで復活し、また活躍の場へ旅立って行くのであれば、それはそれでヨシかと。
さて、今回気になったのは、OM-2を掃除していたら酸っぱい臭いがするんです。
どこが臭いの発生源かと思ったら、ボディはレンズマウント周辺やミラーボックスのあたり、一緒にあったレンズのマウント部や後ろ玉あたりも酸っぱい。
何の臭いなのか不明です。「酢昆布みたいな臭い…」という人もいました。
もしや、長らくフィルムが装填されていて、そのフィルムが酸化した臭い?と思って、フィルム室を開けて臭ってみたけど、こちら側は不思議なくらい酸っぱくない…。
あと、もうひとつ不思議なのが、一緒にあった交換レンズ2本も同じように後ろ玉周辺が酸っぱかったこと。ボディに装着されて保存されていたのは、1本だけなのに。
何なんだろう?この臭い。ところで、臭うレンズのうち、1本は既に売れちゃいました。。。最近、OMのレンズ(ジャンク値段付けてました)をお買上げいただいた方、良かったらちょっと臭ってみてください(笑)。
関係ないけど、液漏れおこした電池もこんな臭いするけどなぁ。