Byu~N 16
このカメラ、レンズが16個も付いているオバケカメラです。
ちょっと勘のいい人なら、ゴルフスイングなんかのフォームチェック用に連写出来るカメラでしょ!と推測するでしょう。
その通りです。その名は「ビューン16」と言います。「ビューン」とゴルフクラブを振るからでしょうかね(笑)。
ボディ前面及び上面の液晶部に、ゴルフスイングしている人のイラストが入ってるくらいだし、シャッターボタンもゴルフボールみたいな凸凹状になってる徹底ぶりです。
私がこのカメラの機能で気が利いているな~と思ったのは、撮影モードが連写だけでないこと。1コマずつ撮ることや、15コマ連写した後に1コマだけ別に撮ることも可能なんです。
トイカメラでよく見かける4連写カメラや、同じフジから出ている8連写カメラは、連写のみですから。
じゃあ、どんな使い方が出来るのかと言えば、ひとりずつの顔を個別に撮って16人分の顔を並べることが出来たり、ひとりで16面相~なんてことも可能。
15連写+1コマでは、ゴルフでも野球でも…スイング連写の後に、そのプレーヤーの顔写真をおさえる!ってことが可能なんですね。
これは面白い!と思って、実はかつてこのカメラを所有していたことがあるのですが、それらの使い方を実行したことはありませんでした。やろうと思うと意外と面倒で。。。
ちなみに、35㎜フィルムの通常2カット分に16コマを写し込み、プリントは当時あった(今はどうなんだろう?)HVサイズ指定でした。なので、L判でプリントすると、上下に少し余白が出てしまうはずです。