我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年3月 3日 (土)

ZEISS IKONのSelf-timer

N216
このブログでは案外話題にすることが多い「外付けセルフタイマー」。昔はセルフタイマー機構が付いていないカメラも多かったのです。

今回紹介するのは、かなりレアモノ・年代モノと思われるZEISS IKON(ツァイスイコン)製。

その形状からして、今まで紹介してきたモノとは違いそう。シャッターボタンに開けられた穴にネジ込むタイプでなければ、バルナックライカやニコンFみたいに、シャッターボタンにガバッと被せるタイプでもない。

これ、どうやって使うのかと思いきや、、、買取り名人曰く「こうやって~」だそうです。それが下の画像のような感じ。

N217
レリーズの持ち手側に、このセルフタイマーを装着して使用するらしいです。で、レリーズは普通にカメラ側に装着。

ゼンマイを回すと、上に突き出た腕みたいな部分が伸びるので、そこにレリーズの持ち手部分をセット。スタートさせるとその腕の部分が徐々に縮んでくるので、ここに挟んだレリーズの持ち手部を指で押したのと同じ効果が得られるってわけです。

この個体の特性なのかどうかは不明ですが、動作音がとても繊細なうえに、非常に動きがスローでした。

あとから、前回みたいにその動作状況を動画に撮っておけば良かった~と後悔(笑)。でもこれは、先日の銀座松屋中古カメラ市の戦利品として、カメラ市の最終日に常連さんが立ち寄って見せてくれたモノ。うちの店に入荷したものでは無かったのだから仕方ないんですけど。。。