ペトリ自慢2
先日に続いて、もういっちょペトリ自慢をさせていただきます。
ペトリカラー35が好きなことから、ペトリの他の機種にも関心が波及し、ハーフ判のモデルも揃ってしまいました。
中央が1960年3月に登場したオリジナルのペトリハーフ。グリーンのファインダーや、オリジナリティ溢れる外観が特徴的。
右がペトリコンパクトEといって、1960年12月に登場したペトリハーフに非連動式のセレン露出計を内蔵したモデル。デザイン的にはちょっと落ちてしまった感じ。ただ、このコンパクトEは、私が唯一ネットオークションで購入したカメラです。
左がプログラムAE機のペトリハーフ7。1962年に登場。ブルーのファインダーや、渦巻き状にデザインされたセレン受光部が特徴的で、これはこれでシンプルでいいデザインかと。
これらペトリのハーフ機3種は、どれもフィルム巻き上げをボディ底面のトリガーで行なうのが特徴です。
もともと、1959年に登場したオリンパスペン(ハーフ判カメラ)に対抗するべく製造されたそうですが、爆発的に売れたペンには敵わなかったようで、出回った数も少なかったと思われます。
でも、デザイン的にはカチッと固いイメージのペトリカラー35に比べて、オリジナルのペトリハーフは曲線も交えた洒落たデザインでセンスがいい感じがしませんか?