バリフォーカルレンズ
まずその大きさに驚いたこのレンズ。「VARIFOCAL HEXANON AR 35-100mmF2.8」、フィルター径82mm。
「バリフォーカルレンズ」とは何かというと、「可変焦点レンズ」のこと。
そんなの珍しくないじゃんか~と思う人が多いはず。そこらに溢れている「ズームレンズ」だって、可変焦点レンズだけど、焦点を変えた時にピントが動かないようにしてあるのがズームレンズで、動いてしまうのがバリフォーカルレンズ。
なら、バリフォーカルレンズにいいところはないのか…というと、F値の向上、軽量・低コストなどが利点とされています。
でも、このレンズは大きくて重いんですけど。。。ただ、F値は2.8固定!
日本で発売されたバリフォーカルレンズは、どうやらこのレンズが唯一らしいです。1972年発売。
追記:失礼しました。コシナ、シグマあたりからもバリフォーカルレンズは出ていたようです。
で、その詳細を調べきる前に嫁ぎ先が決まってしまったのですが、このレンズの鏡胴に記された距離指標の複雑さといったら、こんな具合でした ↓ 。