スエード調のジャスピン
「ジャスピンコニカ」の愛称で親しまれたコニカ C35AF、自動焦点(AF)機構を搭載した世界で最初に商品化された歴史的なカメラです。登場は1977年。
ここにある2台はそのC35AFの変り種で、濃い赤色と灰色のスエード調の貼り革があしらわれたモデルです。
最近は貼り革交換をするこの手のカスタマイズが増えていますが、これは純正モデルのよう。ちょっと調べたところでは、正式はデータはなかったのですが、赤の方は案外とボチボチと見掛けるので純正モデルで間違いないでしょう。
ただ、こうやって2台揃うのは珍しいことかと。多分、うちの店では初めてだと思います。それも、同じ人が一緒に手放したのではなくて、別々のルートから出てきたのです。
スエード調の貼り革が見た目にも質感的にも、ちょっと高級感を漂わせてますね。