わくわく通信Vol.5 来店編
いよいよお馴染みになってきた感のあるBさんのわくわく通信。今回お知らせいただいたのは、「ミランダdx-3」というモデルです。私は見た記憶がない・・・とお返事したので、わざわざ現物を店にご持参いただけました。
まずは、最初にお知らせいただいた「わくわく通信」は以下のような感じでした。
「また、またフードネタですいません。
前に購入させていただきましたMIRANDA HOOD(箱、ケース付き)の出番がついにきました!!
あのフードを買った時には、 いつか、最初期型のミランダTでも買った時にこのフードを付けてやろう・・(でも高いよなあ~)などと考えながら、箱のまま他のフードと同じケースの中にしまっていました。
フードの出番は突然きました。
都内の某店のジャンクコーナーにミランダdx-3とレンズが目に入りました。「ミランダカメラ国内発表の最後となった悲運のカメラ」は、1975年当時に雑誌の新製品紹介の記事写真で見た記憶はありましたが、本体を見たのは初めてでした。(ミランダカメラは翌年の1976年倒産しました。)
本体をさわってもっとびっくりしたのは、どこにも傷ひとつなくモルト劣化なし。ファインダーもクリア、まるでデッドストック品の状態でした。
早速、ジャンクコーナーから救出して電極を清掃して電池を入れてみると見事に動作して異常なし!
この超美品の最後のミランダに付けるフードはもちろん、あの我楽多屋さんで買った新品のミランダフード!しかありません。!
添付した、写真は36年ぶり?に出会ったdx-3とフードの2ショットです!今度の休みは早速この組み合わせで試写に行ってきます。
ではまた、ワクワクを探しにおじゃましますね!(ああ、ミランダのレンズ沼に足元が沈んでいく~ ・・)
常連Bより」
後日、現物持参でご来店いただき、私も現物を見せてもらいました。
ミランダとして最終型になったこのモデルには、それ以前のモデルで見られたペンタプリズムのデザインに特徴あるスタイルで無いのがちょっと淋しいところですが、独自のミランダマウントは継承されています。
で、その時の我楽多屋の在庫の中にミランダマウントを探すと、ミランダ純正135mm(下の画像右側)があったのです。
Bさんのdx-3に装着されていた35mmと比較したところ、面白いことに、焦点距離に100mmの差があるというのに、レンズの全長は大して差がないのです。
先のわくわく通信で自ら予告されていたように、Bさんはミランダのレンズ沼にはまってしまったようで、この135mmもお買い上げいただきました。