Mamiya135EE
あまり見掛けたことのないコンパクトカメラです。マミヤといえば、中判カメラばかりを思い浮かべる人も多いでしょうが、かつては、135ミリ用カメラも造っていました。でも、この手のコンパクトカメラはより稀少と言えます。
マニア的には、これでマニュアル露出が可能なら嬉しいのでしょうが、軍幹部上面に「EE」とシールが貼られているように、自動露出カメラです。
「Mamiya」の刻印と、今から比較しようとするカメラの外装より硬そうな材質なので存在感は増してはいるものの、どうも、そのコニカC35に似ている部分があるのが気になる・・・。
全体のフォルムが似てしまうのは、このクラスのコンパクトカメラなら仕方ないとしても、巻上げレバー、シャッターボタン、巻き戻しクランク、フィルムカウンター、セルフタイマーの位置がまったく同じ。
さらに瓜二つなのが、レンズまわり。C35はヘキサノンを、マミヤ135はセコールを名乗っているものの、38mmのF2.8というスペックはピタリと一緒。露出計の受光部や、フィルム感度設定リングのデザインなども酷似。ファインダー内に記された、シャッタースピード数値も同一。
発売年はコニカ1968年に対して、マミヤ1977年。9年も遅れて出て来ているとはいえ、これだけに似ているのは何か裏がありそう。。。!?