元箱フェチ
カメラマニアに限ったことではないようですが、品物の元箱に猛烈な関心を寄せる人たち(元箱フェチ)がいらっしゃいます。
レアモノや新品同様など、元箱が付いていると有難みが増す類の品物の場合は、確かに普通の人でも元箱の有無を気にするかもしれませんが、それとは違う派閥です。
また、元箱フェチの中には、「元箱だけでもいい!!」というグループもいらっしゃいます。
上の画像のように、そのパッケージ自体に時代が感じられたり、趣があるから~ってのが、その一番の理由なんだと思います。ところが、いつの日かその箱の中身を買うことがあるかもしれないから~と、そこまで考えている人たちもいらっしゃいます。
さて、画像にある5つの箱はオリンパスのフィルターの元箱です。箱に表示されている適合機種を見る限り、ハーフ判のペンが現行品の時代のモノのようです。とすると、昭和30年代~40年代にかけての10年くらいの期間で、これだけコロコロとパッケージのデザインを変えていたことになります。
今では、メーカーやシリーズでイメージを統一したりすることが多いと思いますが、このペン用フィルターの変遷は強烈ですね。