我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年4月 6日 (水)

キヤノンフレックスRF

P537 
ここしばらく、黒キヤノンづいているような気がしますね。ここ数カ月で黒いキヤノンについて、こんな話題がありました↓

http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2011/02/shirayuki.html
http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2010/12/blackcanon.html

逆の見方をすれば、話題に出来るってことは、キヤノンの黒には未確認的な希少品が多いということでしょうか!?

このキヤノンフレックスRPのブラックボディもほとんど見掛けることがない希少品です。当時の資料を全部見たわけではありませんが、発売当時の広告にはブラックボディの表記がありませんでした。

面白いのは、ニコンはフラッグシップ機のF、F2とも、シルバーとブラックの2色を用意していたのに、キヤノンはF-1(ニコンF2と発売は同年)にはブラックしか用意していませんでした。そして、キヤノン一眼レフとしてはF-1の前身である、キヤノンフレックス系は基本はシルバーボディ。

過去に登場した黒キヤノンと同様に、このRPの場合もストラップの吊り金具、吊り環までブラック塗装されています。

この個体の渋いところは、かなり使い込まれていて、至る所に地金の真鍮色が見えているところ。さらに、ボディ上面はかなりたばこのヤニ的なものが層を成していて、繰り返し雑巾で拭いてみたものの拭いきれませんでした。で、少し塗装面が曇ったような感じになってしまっているのも、見方を変えれば、貫禄~ってことで良いのかも。

補足しておくと、当時、ブラックボディ用のレンズも存在していたようです。それは、ボディへの脱着用リング(上の画像のレンズはシルバー)もブラックに塗られているのです。