こんな引き取り依頼
時々ご来店いただくお客さんが、「今日はガラクタを持って来たんだけど、引き取ってもらえますか?」と、店に入って来られました。
お客さんについて店の前に停められたクルマまで行くと、大きな段ボールと雑誌が20~30冊ほど、クルマのトランクにありました。
お客さんは「部屋の整理をしていたら出て来たものなので、誰か使ってもらえる人がいれば、引き取ってもらえるだけでいいんで~」と言われましたが、「そうはいってもタダでいただく訳にもいかないし、品数ありそうなので、次回ご来店の時に物々交換とかでどうでしょう?」と私は提案しました。
すると、「実は東京を引き払って、被災地の支援のためにしばらく向こうへ行くことにしたんです。なので、もし可能なら、値が付いたら、その分を義援金にしてもらえませんか?」と。
お名前は存じ上げませんが、時々ご来店いただいては、いろいろなモノをお買い上げいただいていたお客さん。何度かお話をさせていただいた時には、物静かな感じにカメラのことをお話しされていた記憶があります。
その方のそういうお申し出です。お気持ちを確かに受け取らせていただきました。
早速整理をして、我楽多屋に並べております。そして、物々交換をさせていただいたことを想定した金額を募金箱に納めました。