我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年2月 4日 (金)

スピードガン似

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私がブログ用やメモ用に使用しているコンパクトデジカメの数倍の大きさと重さがあるこの個体。いったい何でしょう?

その形からボールやクルマなど高速で動くものの速度を計る「スピードガン」みたいな雰囲気でもありますが、その正体は「minolta AUTO-SPOT 1°」というスポットメーター。

ファインダーを覗くとそこにある指針・指標がとても穴路儀―(←すごい変換!「アナロギー」なんて言葉ないけど)でカッコいい!で、電池を入れたら動きました!

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取説によれば「全自動式ですから操作手数がかかりません」とありましたが、測光ボタンを押すと「ジ、ジ、ジ、ジーッ」と測光してカッコいい指針が動くものの、その動きがとてもスローで...手数は少なくとも時間が~。

デジタル時代の現代の製品と比較してはいけないのでしょうが、技術の進歩を感じずにはいられません。

そして、この大きさ・重さ、そして無骨なデザイン。当時のカメラと比較しても迫力十分。

さらに、このスポットメーターの輝かしい歴史が判明しました。市販品だったこの「minolta AUTO-SPOT 1°」をNASAの要請でミノルタが改造した「minolta spacemeter」というのが存在していて、それは1968~69年にアポロ8・10・11号で3回に渡って、月へ行ってるらしいのです!

性能をどうのこうの言ってしまいましたが、自分とほぼ同年齢のスポットメーターなのでした。