グランドセイコー
突然、時計の話です。
自宅のタンスの引き出しから、いくつか古い時計が出て来ました。その一つが、この「グランドセイコー・スペシャル・ハイビート」。
時計に疎い私にとっては、シンプルだし、案外と状態良いし~という理由で持ち出してきました。
ちょっと調べたところ、1971年製の自動巻きの機械式。グランドセイコーより、厳しい高精度で造られたモデル。案外と希少品っぽい。ちょうど自分の歳と同じくらいだし、ちょっと使ってみようかな~と。
試しに巻いてみたら動き出しました。一日経過しましたが、ピッタリと時を刻んでいます。バンド無しの状態で仕舞い込まれていたので、ヨドバシカメラで合うのを見つけて、腕に付けてさらに一日。ちゃんと時を刻んでいます。
カメラもそうですが、こういうのが機械式の凄いところですよね!押入れから出てきた、ペンタックスSPやニコマートFTNあたりが、当然のように動き出すのと似ています。電池が無い、電池が液漏れしていた・・・なんて煩わしさはありません。
また、その頃の製品には薄利多売・粗製乱造・・・というような言葉は無縁なようで、永く使えるモノであるうえに、おのずと深みも出てくるようです。とりあえず使ってみて、場合によってはオーバーホールして使えば愛着も湧いてきそう。
ちなみに、一緒に仕舞い込まれていたクオーツ時計「セイコークロノス」。こちらは約20年前のモデル。電池切れで止まっていました。電池交換すれば動き出すかもしれませんけど。