黒FTAの
画像のカメラは、コニカFTA。1968年登場した、日本初TTL露出計によるシャッタースピード優先AEカメラです。ブラックボディは翌年1969年の発売。
そして、私はまたまたどうでもいいような、細かいところに気付いてしましました!そのブラックボディの「ストラップ吊り金具」と「吊り環」が、黒いのです。
世界広しブラックボディのカメラが多数あるとはいえ、この部分まで黒いのは、かなり珍しいのではないかと思います。特に、吊り環まで黒い!ってのは。ただし、M型ライカには吊り金具が黒いのは多めです。
ストラップ付けて、提げて持ち歩けば、ドンドン摩耗して地金が出てきてしまうのに、、、そこまで黒くするんだぁ!?
始めから黒いのか、それとも、後から黒く塗ったのか、微妙だったので、コニカFTAで画像検索してみたところ、黒いものと、銀のものと、両方の画像がありました。ということは、うちの店にあるものだけ、たまたま後から塗ったということでも無さそう。
さらに、それらの画像を良く見ると、ブラックボディで吊り金具が銀色なのは、1970年登場のNewFTAブラックのみのよう。なので、前期型のブラックのみ真っ黒け仕様なのかもしれません。
すると、それはそれで、コニカさんのそこまで黒くしよう!という意気込みというか気合いにビックリしてしまうわけです。