ペンタックスMX
数週間前のことです、閉店後に店の前で自転車同士の接触事故がありました。私は救急車が来てから気付いたので、詳細は近所の人から聞いただけですが、、、血の付いたティッシュやタオルが落ちていて、当事者は二人とも救急車で運ばれました。
その事故の現場検証が、数日前と昨日、行なわれいたのですが、青いツナギを着た警察関係者(鑑識の人?)の一人が、ペンタックスMXで撮影していたのです。
合間を見て、つい、「MX、渋いですね!」と声を掛けてしまったところ、「学生の頃は高くて買えなかったんですが~、今になって使ってます。ホントはLXを使いたいんだけど、まだ高いし、、、」と答えてくれました。
お仕事中なので、それ以上はお話出来ませんでしたが、こうやって、公の場でフィルムカメラが活躍しているのは嬉しいことです。
そういえば、昨年のこと、警察関係がデジカメを導入・・・みたいな噂が流れましたが、諸問題あって、結局はほとんど話は進んでいないようです。
ペンタックスMX/1976年発売。小型軽量なオリンパスOMシリーズ対抗で登場した、ペンタックスMシリーズの1機種。サイズは幅・高さ・厚み、すべてにおいてOMより0.5ミリずつ小さいらしい。
MEが電子シャッターのAE専用機であるのに対し、MXは機械式シャッターのマニュアル機。内蔵の単独露出計の動作は別として、機械式シャッターゆえ、現在でも稼働可な個体も多く、程度・状態が良ければ、比較的安定した市場価格を保っている機種といえる。