我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年8月 2日 (月)

Pケース

P10066

富士フィルムからこういう案内がFAXされてきました。「135フィルムのPケース色の統合」するというのです。

今まで、カラーネガでは基本、半透明のPケースに半透明のキャップが付いてました。リバーサルは半透明のPケースに黒のキャップ、また、白黒の一部にグレーのキャップも存在していました。

これを、今後、半透明のPケースに半透明のキャップ(現在のネガカラー系)に統合するそうです。

最近、富士フィルムから届く、この手のお知らせには、銀塩関係製品の廃止や統合、整理の案内が多くて、今のご時世仕方ないのかな・・・と思いながらも、淋しい知らせだ~と思って、あんまり深入りしないで見ていましたが、今回の知らせには、ちょっと~?と思いました。

というのは、今まで、カラーネガも白黒も、感度1600のフィルムには、黒いPケースが使われていました。これは、高感度フィルムなので、少しでも外光の影響を受けないように~という配慮から黒なんだと、私は思っていました。

それ自体が誤った認識だったのであれば、今日のブログは全くの無意味な内容になってしまいますが、実際のところはどうなんでしょう?もし、私の認識が誤っていなければ、今回の統合は高感度フィルムには優しくない内容となってしまいます。

さて、この案内には、続いて次のように書かれています。「現在複数色ありますが、これを現在最も数量が多い半透明に統合することで、生産の安定化と環境適合性の配慮を図ってまいります」と。

今の銀塩市場において、「生産の安定化」という言葉は、実に悩ましい言葉だと思います。これを理由にされると、ちょっとやそっとのマイナス事項は、目をつぶらないといけなくなってしまうからです。。。

「環境適合性」も今の世の中、マイナス要素のあるモノを排除する時に有効な言葉だと思いますが、今回の件では私はイマイチ理解が出来ていません。まさか、半透明以外の色が環境に良くないという意味ではないですよね。。。複数種生産することが、環境に良くないということでしょう、多分。