我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年7月 8日 (木)

グリップとしての底ケース

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フィルムカメラの時代から、AF一眼レフ登場以降は、ほとんどのカメラボディの右手握り部分は、グリップ状にデザインされていて、持ちやすい・引っ掛かりやすい形状になっています。

しかし、金属製機械式フィルム一眼レフカメラのボディのほとんどは、ほぼ左右対象のデザインで、貼り革が滑り止めの役目をするくらいです。

キヤノンAE-1や、ニコンFA、ペンタックスLXなどのように、専用のちょこっとした突起状のグリップを装着することで、握り・グリップを良くする工夫がされている機種も存在します。

また、気付いている方もいらっしゃるかもしれませんが、底ケース(特にグリップ状に成形されていないケースでも)を付けることで握りを良くする方法もあります。

最近注目したのは、オリンパスOMシリーズ。一眼レフではサイズが最小級のOM。底ケースを装着することで、適度な厚みになってグリップ感が良くなります。また、右手の指先がちょうど、ボディと底ケースの境目近辺に当り、微妙なウェーブ状な形状とも相まって、引っ掛かりが良くなるのです。

ただ、これについては、人それぞれ手の大きさや指の長さが違うので、一概には言い切れませんが、最近、うちの店で2人のお客さんと、この点が優れてる!という話題になったのは事実です。

ただ、他の機種や個人差によっては、底ケースを装着すると、その分で厚みが増してしまって、持ちづらくなる…というケースもあり得ますので、ご注意を。