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2010年6月 9日 (水)

コニカFP ブラック!

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コニカ一眼レフの初期モデル「FP」のブラックです。

今では、FP自体を見掛けることがそう多くありませんが、ブラックはかなりレアものかと思います。フードやフィルターまで純正が付いてます。

そう、この時代のコニカは、フードには「KONIHOOD」、フィルターには「KONIFILTER」とネームを付けていて、それぞれ本体にシッカリと刻印されています。また、ボディのペンタ部や、レンズキャップに飾られた「KONICA」の旧タイプのロゴは、微妙に柔らかな書体がマニアの心をくすぐりそう。

画像で伝わっているかどうか心配なのだけど、このFPのブラックはその塗装がなんとも重厚な感じで良いんですよ。とあるサイトでは、「ピアノのような感じの分厚い塗装感~」などと表現されていました。

そして、もうひとつのポイントは、フィルム室を開けると目に入ってくる「COPAL  SQUARE」の黄色い文字。大胆にも縦走り式の金属シャッターに書かれています。コパルスクエアシャッターはOEM用のフォーカルプレーンシャッターとして、ニコン、マミヤ、コニカ、キヤノン、オリンパスなどいろいろなカメラに搭載されていますが、この体裁のものは一部に限られています。

コニカFP/コニカ最初の一眼レフ「F」は、国内発売されなかったため、国内最初は「FS」(1960年)という型。そのFSを向上させた型が「FP」で1962年9月に発売。