火砕流のカメラ
こんなニュースを見つけました→http://www.asahi.com/national/update/0327/SEB201003270001.html
画像から、その壮絶さが想像されます。1991年、長崎県雲仙普賢岳噴火後、大火砕流の砂防工事現場から見つかったカメラです。土石に半分埋もれていたクルマの中から掘り出されたものだそう。
こういう画像を見ると、職業病でしょうか、、、カメラの型が何か?気になってしまいます。すぐに、ニコンと分かりました(ニュースの文面にもありますが)。よーく見ると、刻印が薄らと残っているので「FM2」であろうことも分かりました。
また、比較することに多少の抵抗も感じましたが、以前に話題にした石川直樹さんのカメラもそうですが、カメラは画像をフィルムに残すこと以外にも、カメラそのもの自体に、その背景や歴史を刻むこともあるのだな…と、感慨深く思いました。
例えば、とても身近なところでは、あなたが長年使ってきたカメラのボディにも、思い出のキズや凹みがあるのではないでしょうか。使い捨て感覚で使ってしまうような電気製品化したデジタルカメラでは、そういう思い出さえも刻んでくれないような寂しさを感じてしまいますが。。。