シグマ Sa-1
シグマといえば「レンズメーカー」ですが、カメラも時々!?いや細々と…、うーん、地味に…売っています。今回入ってきたのが、1983年に発売された「Sa-1」というカメラです。
先日紹介したペトリと同じように、これまた希少な専用(自社ブランド)のストロボが付いています。そして、また同じようにボディはジャンクですが、、、
レンズマウントはKマウントなので、ボディから外してしまえば、レンズ自体はジャンクレンズの中に良く見かけるシグマレンズです。
今回、私がピンと感じてしまったのは、その取説の表紙に書かれた「Zoom Man」の肩書き。へえ~ズームレンズを付けるのが前提なのか!?
おそらく、ズームレンズとセット売りがメインだったのでしょう。それに、当時はまだまだズーム全盛ではありませんから、自社製ズームレンズを売るためのカメラボディ、そんな位置づけだったのでしょう。でも、だからといってズームレンズを装着した時に、どう!すごいでしょ!という専用機能があるわけでもなし。
強いていえば、ズームを操作する左手に対して、右手でAEロックや測光スイッチを操作出来るように、それらのボタンをボディ右側に集中させているからという説もありますが、、、それは、左手でピントを合わせて、右手でシャッター等を操作するのと同じことじゃないかぁ・・・。まぁ、いいか。
ちなみに、このSa-1、実はリコーのXR-7あたりとかなり共通性があるらしい…とのこと。OEMか。
当時の価格:ボディ45,000円、35-70ミリ付き86,800円