カメラの風化!?
今月も本日20日、カメラ雑誌各誌が発売されました。今回は日本カメラの表紙に注目してしまいました。
ところで、一昨年、日本カメラの表紙に1年を通して、木製や紙製、いろんなもので作られたカメラのオモチャが本物のカメラと対比されるように登場していたのをご存知でしょうか?覚えていらっしゃいますでしょうか?
ちなみに、こんな感じです→http://arrow-camera.weblogs.jp/photos/uncategorized/2008/06/18/2008620.jpg、http://arrow-camera.weblogs.jp/photos/uncategorized/2008/10/19/20081020.jpg、http://arrow-camera.weblogs.jp/photos/uncategorized/2008/08/18/2008820.jpg
今月(2010年3月号)の日本カメラの表紙を見たときに、私は一瞬、「あれっ!?また、あのシリーズ?」と思ってしまいました。何故なら、錆びたように茶色い不思議なカメラが出ていたから。
しかし、よく見ると、その脇に注釈が書かれていました。「熱気球による太平洋横断に挑んで不時着した石川直樹さんが、4年の時を経て奇跡的に再開した愛機、EOS Kiss Ⅲ」と。こりゃ作り物なんかじゃなくて~!だったのです。
そこで、何故か私が思い出したのが、以前、うちの宣伝カーの看板上に取り付けていたカメラのこと。探したら、出てきました!その一台が一緒に写っているヤシカエレクトロ35です。数年間、クルマの上で野ざらしだったわりにはキレイです。雨に濡れても、風を切って走るうちに、水分が飛ばされて、錆びの進行を抑えられたのでしょう。
カメラが埃まみれになる・・・カビだらけになる・・・というのは、買取り~という仕事がら、いろいろと見てきたことがあります。しかし、錆びるとか、腐食するというのは、あんまり見かけることではありません。そりゃそうでしょう、普通、カメラを野ざらしにして保管する人はいないでしょうから。
石川さんのカメラと、宣伝カーに付けていたカメラとは、比較の対象になりませんが。。。錆びた風化した感じで見た目に少し共通点を感じたのでした。