お騒がせビッグミニ
先日のこと、お昼前だかお昼過ぎに電話がなり、「日本カメラ編集部ですが、コニカビッグミニは今ありますか?」との問合せ。ジャンクでも良いというので、1台くらいあるだろうと思って探してみたけど、ありませんでした。
あっ、我楽多屋では基本的に在庫の確認等はご遠慮いただいておりますが、、、日本カメラさんの場合、理由は何も聞かされていませんが、編集記事か何かで必要なんでしょう、お手伝いが出来れば~ということでの対応でした。
その数時間後、日本カメラの営業担当さんから電話があり、同じく「ビッグミニありませんか?」と。営業さんとは日頃からお付き合いもあります。先に編集スタッフが連絡していたことを知らなかったようで「あぁ、すみません」と。
それにしても、そうとうビッグミニを必要としているな!!という雰囲気。でも、無いものは無いのでお手伝い出来ず。
さらに、1時間後くらいの出来事。我楽多屋にご来店のお客さんが、「知り合いからこのカメラもらったんだけど、全然使わないから、あげます!」って取り出されたカメラがコニカビッグミニ!タダでいただくわけにもいかないので、お買上げ品を少々値引きさせていただきました。
で~、日本カメラさんに電話をしました!が、「編集部内で持っている人間がいました!すみません、お騒がせして・・・」。ん~、確かに。
何のためにビッグミニが必要だったのか、あえて聞いていませんが、ずいぶんとお騒がせなビッグミニでした。それから、1週間ほどが過ぎましたが、いまだに我楽多屋に残っています。
*コニカビッグミニ 1989年発売
シンプルいずベスト!という感じの、コンパクトカメラ。今では安価になってしまいましたが、描写には定評があり人気を維持しています。
http://ca.konicaminolta.jp/history/konica/1980/1989.html
ただし、このカメラの弱点を一つ。裏蓋の蝶番部分にあるフレキ配線の断線が多々あります。ここがイカれると裏ブタにある操作ボタンが使用不能になってしまいます。お気を付けください。下の画像の黄丸の部分。ちなみに、この個体は異常なしです。