テナックスのフード
初めてご来店いただいたというお客さんが、持参のテナックスのフードを探されていました。純正モノと言われても、イメージ出来ないくらい希少なフードと思いますし、お客さんも過去に探した経験から、純正モノにこだわっている様子はありません。
ちょうど1階我楽多屋店内に居た買取り名人が、フード探しのお手伝いをしていたのですが、径自体が最近の規定サイズでないので、純正モノでなくても捜索は難航。
どうやら無いな・・・と諦めだした時、名人が「これは?」と言ったのは、以前に私が好きなフードとして話題にしたことのある、フォクトレンダーのフード。合わせてみると、あつらえた様に、サイズ・色・デザインがピッタリ!お客さんも大喜びのご様子。おまけに、UVフィルターと革ケースも付いてました。
ちょっと良いお値段だったのですが、お客さんは「まさか、合うフードが有るとも思っていなくて、、、コンビニでお金をおろして来ます」と、無用心に!?カメラを置いたまま(まさか私たちが隠してしまったりしませんが・・・)出て行かれました。
初めてのご来店で、これだけ幸運なGETを出来るのは、やはり日頃の行ないが良いからでしょう(笑)。
テナックスⅡ型/当時のツァイス・イコンの技術者が思いのままに作ったというだけあって、1937年製とは思えないくらいの完成度のカメラ。レンズ交換式で連動距離計も装備。135ミリフィルムに24mm×24mmのスクエアフォーマットで露光する。