最初に自分で買ったカメラ
何度か登場いただいている銀塩親子の息子さん。今年から中学生になりました。
カメラが好きになってから今まで1年ちょっと、お父様が我楽多屋で見つけた「ペンタックスESⅡ」をずっと愛機としていました。いわゆる、最初に使ったカメラがこれです。
そして今回、最初に自分で買ったカメラが出来ました!
それは、中国・鳳凰製のPhenix DC888という一眼レフです。レンズもPhenix製で50mm/F1.7が付いています。ちなみに、レンズマウントはPKマウント。日本国内では、かなり珍しいカメラだと思います。
このブログ的には、先日「似たもの同士」で、同じく鳳凰製のケンコーKF-3CYを取り上げたばかりなので、またまた「呼んだ」ともいえるのですが!
このDC888、銀塩親子さんが来店される少し前に、アローカメラへ買取り依頼があったカメラでした。このお客さんがお持ち込みいただいた品物には難点があるものが多く(DC888は程度・状態とも良好)、ちょっと残念な買取りだったのですが、お客さんご自身「了解してます。アローさんなら我楽多屋があるので、必要としている人のところへ回れば~」と言ってくださいました。
その直後に、銀塩親子さんがご来店。今日は息子さんが自分のお金で初めてカメラを買う予定・・・とのこと。
最初はヤシカコンタックスマウントのヤシカFRⅡに関心を持っていた息子さん。お父様がM42→ヤシカコンタックスのマウントアダプタをお持ちなので、今までのESⅡに使っていたレンズも使えます。しかし、息子さんの狙いはお父様が多数!?所有しているツァイスレンズなのか、、、お父様に「ツァイスのレンズはまだ貸せないぞ。。。」と言われて、ターゲット変更。
ちょうど並べたばかりだったDC888の小型でスッキリめなデザイン、何より渋めなグレーカラー(まるでコンタックスS2bのような)に惹かれたのでしょうか。最初に自分で買うカメラはこれに決定!
些細ながら、私からフィルムを1本お祝い!?に差し上げました。。。