BC
「BC」といっても紀元前の略号(Before Christ)ではありません。
少し前に話題にした「オリンパス35DC」の「F」ボタン。その時にちょっと触れましたが、初期の頃のモデルには、「F」ボタンも「BC(バッテリーチェック)」ボタンも無いようです。1974年頃のモデルから、「F」ボタンと「BC」ボタンが装備されるようになったようです。
で、今ここにある「オリンパス35DC」、どちらのボタンも装備された後期のモデルと思われます。そして、ボディ前面左肩部分に「BC」というシールが貼られています。思い返してみれば、今までにも何度かこのシールを見た記憶はありましたが、特に気にすることもなくやり過ごしていました。
ところで、このシールって「BC」ボタンを装備していることを誇っているシールなんでしょうか!?
もしそうだとしたら、そんなに大袈裟なことかな?と思ってしまいますね。いや、これは私の勝手な妄想で本当は違う意味の「BC」なのかもしれません、であれば、私の赤っ恥になりますが。。。
今のデジカメなんかでも、店に並んでいるサンプル品や、買って箱から出したばかりの現品には「〇〇機能搭載」とか「0000画素」とか書かれたシールが貼られていますが、あれを貼ったまま使う人はあんまり居ないでしょう。
しかし、オリンパス35DCの「BC」シールは、あえて剥がすほどの存在感でもなく微妙な体裁。
それと似たものに(最近はないのかな・・・)、タクシーのリアトランクあたりに「4速オートマチック車」などと書かれたシールが貼られている時代がありました。多分、マニュアルミッションのタクシーが多かった頃、シフトチェンジが下手な運転手のクルマに乗ってしまうと酔ってしまう~なんてことも多かったのかもしれません。
そこで、「オートマチック車なら快適!」みたいな主張のために貼られていたのかもしれません。でも、クルマの後ろに貼られても、タクシーを拾う人には見えないんですけどね・・・。