名誉の負傷
年末年始ご来店いただいたお客さんの中にはビックリされた方もいらっしゃるかもしれません。買取名人が顔に包帯を巻いていたり、大きな絆創膏を貼っていたりと。
年の瀬も押し詰まったある晩のこと、出張買取りの出先で、荷物をクルマに積み込もうと運搬中、両手で荷物を抱えたまま転倒、顔面から地面に着地して、左目の周辺をかなり裂傷してしまったのです。聞いてビックリ!自分で救急車を呼んで、病院での手当ては十数針も縫うことに。
ケガのことだけでは、哀れんで~みたいになってしまうので、ネタにはしないのですが・・・。年が明けてから、年末に積みきれなかった品物を引き取りに、今度は私も名人と一緒に出張した時のこと。
クルマに荷物を積み込んでいると、地面の端のほうに、青い袋とメガネのレンズが重ねて置かれているのに気付きました。どうやら、転倒したときに割れたと思っていた名人のメガネのレンズは、ショックで外れただけだったのです。
で、落ちているのに気付いた通行人か誰かが、拾って端に避けて置いてくれたのでしょう。一緒にあった青い袋は、荷物から飛び出したハッセルのキーホルダーとその袋でした。5日も経過していたのに無事に残っていたことがとても嬉しく、大事に持ち帰って来ました。
画像右手は、事故当日に名人が自分で持ち帰って来ていたメガネのフレーム。こちらはショックでかなり歪んでいます。
年末年始の出来事ですから、「酔って転んだの?」と聞かれることが多いようですが、名人は「名誉の負傷」などと言っております。ご心配なく。