我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年9月15日 (月)

今度はキヤノン

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先週、ニコンネタが連発しましたが、今度はキヤノン。昨日のオロナインが火付けになったようで、キヤノンのカメラ・レンズの買取り依頼が集中しました。

画像は2人のお客さんからの品物を合わせたものなのですが、お2人とも見事にキヤノンばっかり!でした。これら中古市場で市場性のある品物は、1階我楽多屋ではなく、引き合いのある業者へ流れて行くことになります。

こういうキヤノン・デーには、さらに拍車がかかります。夕方、我楽多屋に来店された常連さんが「これもう使わないから、差し上げますよ」といって、差し出されたのが「キヤノデートE」。

数日前に、そのお客さんと話をしていたのです。「今、中古市場では悲しいかな全然と言っていいくらい人気がないけど、キヤノデートEやA35デラックスあたり、実は良く写るんですよね」と。私の記憶の中にも、何かのカメラ誌で著名なカメラマンさんが愛用していた~というのがありました。このブログを書きながら、そのカメラ誌を探してみたら・・・ありました!「季刊クラシックカメラ No.6 キヤノン特集」の中に立木義浩さんが発売直後のキヤノデートEをポケットに忍ばせてヨーロッパ旅行に行ったという記事が。また、他のページでは飯田鉄さんが「シャープなレンズ」と評していました。

いただいたキヤノデートE、よく見ると、外装がキレイなだけでなく、ファインダーやレンズは抜群にクリア、フィルム室のモルトまで貼り直されていました。これだけ状態良いものをカメラ屋として、そのままいただいて良かったのか?と疑問に思っていると、傍らに居たアルバイトが言うには「いや、社長(二代目)個人にくれたんだと思いますけど・・・」と。

とにかく、これは一度フィルムを入れてみないといけないですね。常連のTさん、ありがとうございます。

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