我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年9月19日 (金)

モノを落としたら・・・

2008918

中古カメラ店でのマナーというタイトルにしようと思いましたが、それ以前のような気がしたので・・・。

我楽多屋で店番をしていると時々見かける光景です。レンズを見ていて、そのフードやキャップを落としてしまう人、棚にある商品を取ろうとして、その脇にあったものを引っ掛けて落としてしまう人など。当然、故意にやったのではないに決まっていますが、その後、まったく平静を装える人がいるのです。私には不思議でなりません。私が思うに普通なら一言「すみません」と言って、落とした物を気遣うとか、声を出さないまでも「あっ、まずい」という素振りがあって良さそうなものなのですが・・・。

かつて、こんなこともありました。我楽多屋店内中央のテーブルに並べて立てていたレンズにお客さんの肩から提げたカバンが当たって、レンズが床に落ちたのです。大きな音がして、レンズは転がり、キャップは外れて飛びました。そのお客さんは黙って拾って、品物を気遣う風もなくテーブルに戻しました。さすがに「?」と思って、「お客さん、ちょっとすみません」と声を掛けると「はぁ?」という感じで返事なし。「品物が落ちたんですよね?」と言うと、「こんな所に置いているのがいけないんだ!」と逆ギレ!!

デパートや量販店みたいに広い店内で、店員が気付いていない状況ならまだしも、うちみたいな狭い店内で素知らぬフリはあまりにも・・・じゃないですか?失礼な言い方かもしれませんが、弁償してくれ!とか言われるのを恐れて、われ知らぬ~なんでしょうか!?

故意にやったのでなければ、頭から弁償して欲しい!なんて言いませんし、そんな気もありません。逆に素知らぬフリをされたら、それこそ要注意人物扱いをしたくなってしまいます。これは人情というもの、他のお店だって同じでしょう。

また、うちの店の場合は予防策として、品物を不用意にいじりまわす人や、雑に扱う人には、落とす前に一言、注意させていただくことはあると思いますが。。。