ニコンM
昨日のニコンネタに引きずられたのでしょうか!?ニコンのレアモノをアローカメラで買取りました!そのカメラは「ニコンM」。
M型の登場は1950年。前々年に登場したⅠ型の画面サイズが24×32mmと特殊なサイズ(一般的なライカ判は24×36mm)だったことからメインの輸出国アメリカからクレームが多く、Ⅰ型を改造してライカ判に近い24×34mmに変更したモデルがM型。
「M」の名称の由来は、その画面サイズがⅠ型と、ライカ判との中間(Medium)サイズだからと言われている。ちなみに、Ⅰ型は発売当時はそう呼ばれていなかったそうで、後から「M」型と区分するため最初の型なので「Ⅰ」と呼ばれるようになった。
M型にシンクロ接点を付けたS型が1951年に登場したため、M型もⅠ型とともに短命に終わり、レアな存在になっている。また、広く一般に市販されたのがS型からだったという背景も余計にレアな存在にしているようです。
ただ、S型の中には製造番号の前に「M」が刻印されたボディーにシンクロ接点を付けただけの中途半端なモデルも存在している。
ちなみに、画面サイズがライカ判と同じ24×36mmになるのは「S2」型から。