ホットシューキャップ
「ホットシューキャップ」またの名を「アクセサリシューキャップ」、ご存知でしょうか?
「ホットシュー」「アクセサリーシュー」(ともにカメラの上にストロボなどを取り付ける部分のこと)に付けるキャップやカバーのことです。
これについて、気になっていることがあります。ペンタックスのSF-7やSF-X、Z-1やZ-5などのシリーズに共通して言えるのだけど、買取りなどでこれらのカメラが入荷すると、10台のうち7~8台くらいの割合で、ホットシューキャップが付いたままになっているのです。ペンタックスでもそれ以降のMZシリーズや、同じような時代の他のメーカーのカメラの場合、付いていないことの方が多いのに・・・。
本来新品の時はほとんどのカメラに付いていたはずなのだけど。何故か、ペンタックスの上記のシリーズでは生存率が高いようで。。。
理由をいろいろ推測してみるのだけど、真相が全然わかりません。例えばこんな推測~、ペンタックスを使う人の多くはあまり撮影に凝る人が少なくて、外付けのストロボを使う人が少ないからホットシューキャップが付いたままになっている!?いやいや、キヤノンEOS-Kissやミノルタα-Sweetのような入門機でも付いているのをあまり見かけないので、これはハズレでしょう。ペンタックスが純正ストロボを作っていないから!?これも、そんな事実は無いのでハズレ。
ただ一つ、ペンタックスのこのシリーズには他と明らかに違う点があるのです。ホットシュー自体の位置が一般的なカメラと違うところにあるのです。普通はカメラの中央上面、一眼レフならペンタプリズムの上にあるホットシューが、このシリーズだけ、シャッターボタンの後ろにあること。でも、このことがホットシューが付いたままになっていることの原因と考えるには、理由がまったく想像つかない・・・。で、気になって仕方ないのです。
さんざん騒いでみましたが、ペンタックスのそのシリーズ以外はホットシューキャップが付属で付いていなかったんじゃないの~?という突っ込みを入れる方もいらっしゃるだろうし、自分でも自信がなくなってきたので、ニコンさんにだけは、こっそり電話をしてみました。現行の一眼レフ(フィルム・デジタルとも)の場合、新品時にホットシューキャップが付属されている機種とそうでない機種があるそうです。じゃあ、どれに付いてて付いてないの?という質問は、ニコンの担当者も忙しいだろうに申し訳ないので聞けませんでした・・・。ちなみに、部品としてホットシューキャップを購入することは可能だそうです。
念のため、自分の手持ちのニコンU2には付いてます。店の在庫にあるミノルタα-Sweetにも付いてますが、それ以外の10~20年くらい前の機種にはことごとく付いてませんでした。