我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年7月18日 (金)

伊勢丹でライカ

2008718

新宿伊勢丹にライカコーナーが出来たのはご存知ですか?「メンズ館8階」の「イセタンメンズ レジデンス」というフロアにライカを販売する「ライカコーナー」があるのです。

先日、ちょっと様子をうかがいに行ってきました。伊勢丹新宿店のメンズ館、以前は新館と名乗っていたはず・・・。本館のエスカレーターで上階に上がりながら、「新館連絡通路は何階だ?新館、新館・・・」と案内表示を探していた私は、すでに古い人間なのですね(笑)。まぁ、迷うことなく連絡通路を見つけ、新館じゃなくてメンズ館に足を踏み入れてビックリ!ずいぶんと高級志向な造り。

8階に辿り着くとその雰囲気はさらに強く、私が足を踏み入れるのは場違いな感じ。同じフロアにはオーディオや文具など、高級志向の逸品が贅沢に陳列されていて、ライカもガラスカウンターの中に、まるで宝石か貴金属売場か!と見間違うかのような感じで展示されていました。

実は足を運んだ理由には、もう一つあって、少し前に日本カメラの営業マンさんから、伊勢丹で購入したというライカネーム入りのストラップを見せびらかされました(上の画像の中央がそれ)。話によると、色違いが3色(黒・茶・赤)ほどあり、価格は3,000円程・・・というので、それも目当てだったのです。デジタルカメラに使うことを考えて作られた製品のようで、記録媒体を入れられる皮製の小さなケースが付いたネックストラップです。赤好きな私は、紐の部分まで赤をイメージしていたので、う~んと考えるハメになり、結局買わずに帰ってきました。

かつてデパートにはカメラ売場というものがあったはずです。私の記憶にも僅かに残っているので、30~40年くらい前のことになるかと思います。それ以降、デパートからカメラ売場が消えていったのは、カメラが高級品では無くなった・・・という背景もあったでしょう。そして、それよりも何よりも量販店の台頭が一番の原因ではないかと思います。しかしこの数年、デパート業界の再編が進む中、伊勢丹さんは高級志向に振ることで顧客を確保していると聞きます。伊勢丹ライカコーナーに触発されて、新たにカメラに手を出している人がいらっしゃるようで、順調な滑り出しらしいです。