我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年7月21日 (月)

COSINAさん

2008721

今月発売のカメラ雑誌を見ると、各誌揃ってデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)の新製品「ニコンD700」のレポートをしています。好評な「ニコンD3」の弟分という位置づけながら、必要にして十分な機能・性能を持ち、価格は3/5程度とのこと。多くの人が期待を寄せていて、D200やD300ユーザーが買い換えを検討し始めているような予感です。こういう噂、情報、動きが出始めると買取価格にも影響してきます。発売日は今月25日だそうです。

そんなカメラ雑誌のページをめっくていると、ドーンとフィルムカメラがメインに扱われている広告ページがあるのに気付きます。「COSINA」さんです。新製品レンズ、ウルトロン28ミリF2の広告なのですが、同社のフィルムカメラ「BESSA R4M」に装着されています。目立ちますね。先代のウルトロン28ミリより、F値が0.1暗くなってはいるものの、同等の描写とよりコンパクトサイズになったとのこと。マウントはLマウントから、Mマウントに変更になっています。

ここ数年、カメラ雑誌に広告を出すメーカーさんのほとんど(多分9割以上)がデジタル製品。フィルムカメラ関係の広告は、コシナさんとフジさん(高級コンパクト機クラッセの宣伝)くらいしか記憶にございません。。。われわれ中古カメラ屋にとっては、フィルムカメラ関係の記事・広告の方が喜ばしい傾向にあります。

聞くところによると、フィルムカメラ・機械式金属カメラの特集記事を載せると本は売れるそうです。しかし、メーカーさんにしてみれば、自分達はデジタルを売りたくて、お金払って広告載せてるのに、おたくの雑誌はフィルムカメラネタが多くて、「どういうことよ~?」ってなることもあるようで・・・。雑誌社さんにもいろいろと悩みはあるようですね。