我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年5月11日 (日)

売って!買って!

2008511

昨日お昼頃、買取りでご来店のお客様から、ニコンAFレンズ2本と、マミヤC330他、レチナ、コニカを買わせていただきました。このお客様は先月のがらくた市の時に初めてご来店され、田中長徳先生の「カメラライブトーク」にも参加いただいた方でした。この春より遠く九州から単身赴任で上京されたとのこと。

ちょうど昨日はうちの店の近くで、「アル研」ことアルパ研究会、「コシ研」ことコシナ研究会の会合が行なわれる第2土曜日。今回は長徳先生も参加の予定を知っていたので、そのお客様をお誘いしてみました(私は主催者では無いので、そんな権限は無いのですが…)が、まだ開始時間まで4~5時間あるので「時間調整が出来たら~」と店を出られて行きました。

4時半くらいだったでしょうか、再びお客様が来店され「先程、十分な値段で買取ってもらったので、銀座でM2を買ってきました!」と現物を見せていただきました。後塗りですが、しっとりとキレイに塗られています、程度も良いです。名人が「これならずいぶんお金を足したんじゃないですか?」と質問しましたが、お客様も上手い買い物をされていました、「買取り額とほとんど同額でGETしました!」と笑顔。

さらに、カバンの中に入っていたもう一台も拝見させていただきました。ブラックのニコンFはお客様が新品で購入されて、ここまで見事に使い込んでこられた逸品。レンズはニッコール28ミリなのですが、コシナフォクトレンダーの「シューベース(ニコンF・F2用)」を付けた上にファインダーを載せた状態。「ミラーアップしたまま撮影できるので想像以上に静かでいいですよ」とのこと。個人的に私はこの渋く武装されたFが気に入ってしまいました。

さらにお話をうかがうと、最近はすっかりデジタル化していたらしいのですが、単身赴任で上京する際、パソコンやプリンターなどの周辺機器を持ってくることをあきらめたことから、再びフィルム化しているそう。現像もやろうかと・・・時間調整の間に有楽町のビッグカメラで現像タンクなどの下調べもして来たらしいです。

こうやって、皆様に「売って!買って!」していただくことで、中古市場が活性化してきます。欲しいもの、探しているものが出てくる可能性が高くなるわけです。そのためには、不要なものはなるべく市場に出していただくことも大事かと思います。