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2016年9月26日 (月)

PETRI Prest

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ペトリのカメララインナップの中でも、かなり希少な部類に入る「Prest」です。

1962年に発売されたそうで、キヤノネット(1961年発売)に対抗したペトリ初のEE露出機(シャッター速度優先)という立ち位置にあります。

さて、ツッコミどころで楽しめるペトリさん。いくつか挙げてみましょう。

一番は底面にある巻上げレバー。こんな位置にあって、矢印の方向に巻き上げます。

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対抗したキヤノネットも底面にありますし、それ以外にもフジやレチナなどに底面トリガーレバー式のカメラはありますが、こういう向きに巻き上げるレバーは珍しい。使いやすいのかどうか、、、ちょっと試した限りでは「?」でした。

 

露出計の為に大きな受光部を確保しないといけなかったのかどうか、、、そのためなのか、ファインダー窓がボディの端にあります。結果、巻き戻しクランクがボディのギリギリ隅っこまで追いやられてしまい(一番下の画像参照)、、、実際のフィルム軸とはズレて内部にギアが組み込まれている模様。

 

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ペトリ最初のEE機ですから、絞りのAUTO位置やシャッタースピードも分かりやすくFAST・MEDIUM・SLOWなんて、見やすく分かりやすくしたのでしょう。結果、マニュアル操作する際の絞り値・シャッタースピード表示が側面にえらい小さくなってします。まぁ、これは一般向けのカメラには度々あることかな。

 

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で、その結果なのか、フォーカスのリングが小さいというか、側面に2ヶ所あるギザギザの部分を両サイドからつまみながらしなさい~って感じなんですが、これが案外と操作しずらい。他の部分では滑るし、狭くてつまみずらいのです。

 

と、ペトリ好きがゆえに厳しい書き方をしましたが、こういうチグハグさが原因ではないでしょう。対抗したキヤノネットが太刀打ち出来ないほど爆発的に売れたからでしょう。世に出回った、このペトリプレストは相当少ない台数と思われ、本当にかなり希少な存在です。

ちなみに、ボディ上面に記された「Prest」の彫りが誰かのサインみたいで非常にカッコいいです。でも、この「Prest」の意味が分からないのです...。

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