我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年6月 4日 (金)

Kowa H

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もうかれこれ10年以上、うちの店に通っていただいているNさん。我楽多屋歴10年以上のお客さんは、他にもたくさんいらっしゃいますが、Nさんの場合は、中学生の頃からなので、初めはNくんでした。なのに今では、もう20代半ば。

先日、Nさんが、「こちらへ来る前に買って来たカメラです。本で見たことはあったのだけど、現物を見るのは初めてで、つい買ってしまいました!」と、カバンからカメラを一台取り出されました。それで、これに合うアクセサリーか何かを探しに来ました~と。

「Kowa H」。確かに珍しいカメラです。私もちょっと記憶にありません。

1963年に登場したカメラで、世界初らしいEE式レンズシャッター一眼レフ機。明るさに応じて、4段階に設定された露出からカメラが選択してくれます(自分で選ぶことも可能)。また、フィルム巻上げをキヤノネットと同じように、底面で行うトリガー式。そして、とてもシンプルなデザインなどなど、かなり印象的なモデルです。

でも、今回取り上げた理由はそれではありません。こんな珍しいカメラのアクセサリーを探しに来て、まさにこのカメラ用と思われる純正アクセサリーを2点も見つけられたから!上の画像、その2点を既に装着済です。

まず一つは、レンズフード、シッカリと「Kowa」の刻印が入ってます。もう一点は、アクセサリーシュー、ボディ側面のネジ穴にねじ込む特殊なタイプで、サイズ、切り欠きともバッチリ合ってます。こんな珍品がタイミング良く揃った理由は、きっとNさんの日頃の行ないの良さからきているに違いありません!?

さて、「Kowa H」について、私がもう一つ気になった部分があります。ボディ上面にある、露出計の指針が珍しい形をしていたこと。細く薄い鉄板をUの字に折り曲げているのです。↓ 画像内、赤く塗られた指針がそれ。

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第27回 得?or 特? 初心者編

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今年2月にはペンタックスSP4月末にはニコンやペンタックスなどのMF機で似たような企画を行ったら、即売に近かったので、今回はミノルタ α303si Super に純正の標準ズーム、フィルター、ストラップ、フィルムまでついて特価販売!1,800円!!

充実セット!?なので、お店を出たら~、いや、出なくても構いませんが、すぐに撮影することが可能です。初心者や入門用にバッチリかと思います。

このα303si Super のボディカラーはブラックではなくて、渋めのダークグレー、見方によっては少々オシャレかと!新品当時は6~7万円はしたはずのカメラが今や・・・。これじゃ、価格的にはちょっといい写ルンです並み。。。

すぐ使えます~が謳い文句ですから、万が一動作不良があった場合はガラクタ系とはいえ、返品OKとします。お買上げ後、数日中にお申し出ください。でも、レンズのカビや、ファインダーの汚れなどはありますので、あまり神経質な方はご遠慮ください。

時々「まだフィルムは売ってるんですか?」と素人さんに質問されることもありますが、まだまだ大丈夫です。現像・プリントだって、コンビニやスーパーなどの取り次ぎを利用すれば、1,000円以内で仕上がります(質は劣るかもしれませんが・・・)。とにかく、初心者を中心にフィルムカメラを楽しんでいただくための企画です。

いつものように、我楽多屋ご来店早い者勝ちです。

今後も、常時とはいかないまでも、このような初心者セットをなるべく店頭に並べていこうかとも思っています。居酒屋の飲み代+カラオケBOX代と同等、いや、それ以下の値段で用意出来るように。

2010年6月 3日 (木)

フィルムカメラは長寿命

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今さら言うことでもないかもしれませんが、フィルムカメラ、特に金属製機械式のフィルムカメラは長寿命。うちの買取名人と同じ歳くらいのバルナックライカが、まだまだ現役で活躍していたりします。

そして、今回のテーマのきっかけになったのは、ニコンのフラッグシップ機。ニコンFは1959年に登場し、F2が発売(1971年)されてからもしばらく併売され、約15年ほど、カタログに載り続けました。

F2は9年間、F3は20年間(F4登場後もMF機フラッグシップとしての併売期間も含め)、F4は8年間、F5は10年間、ニコンのフラッグシップ機として君臨しました。ちなみに、現行機のF6は現在で6年目。

ところが、デジタル一眼のフラッグシップ機になると話が変わってきます。D1が登場したのは、今から11年前の1999年のこと。その後の11年間に、D1→D2→D3と大まかに分けて3モデル、それぞれ詳細なバージョンを含めると、D3Sまでに10モデルが登場しているのです。全部足しても、Fがフラッグシップ機として君臨した12年に足りません。

そういうポイントでフィルムカメラとデジタルカメラを比較すること自体が、ナンセンスなのかもしれませんが、そのあまりの大きな差に、やはりビックリですよね!?

また、長寿命は販売期間だけのことでなくて、実労可能な高耐久性も、フィルムカメラの方が勝っているでしょうね。ニコンFは登場後50年近くたっていますが、現役で活躍している機種が多々あります。でも、今から50年後の2060年頃に、D3などが現役で活躍しているとは想像しにくい。。。

2010年6月 2日 (水)

防湿庫をめぐる

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一昨日の日曜日にアップした防湿庫は、無事に必要とされているところにお買い上げいただきました。ありがとうございます。

ところで、防湿庫には常習性があるらしいですよ!?いいカメラを状態良く保管したいという目的で防湿庫を買うと、安心してまたカメラを増やしてしまい、また、カメラが溢れる。そして、また防湿庫を買ってしまう・・・というように。ちなみに、上の画像はタバコの常習性に引っ掛けた冗談ですので信じないでください

さて、今回の防湿庫にはこんなエピソードがありました。

月曜の朝、電話で「ブログに載っていた防湿庫の取り置きは出来ますか?今日行けると思うのですが・・・」と、問い合わせをいただきました。

我楽多屋では、扱っているモノが中古品という性格上、現物を見てからご判断いただきたいので、原則取り置きはしておりません。また、「何か出物はあるかな!?」と期待しながら、ご来店されるお客様を優先したいという考えもあるのです。

そのお問い合わせ電話には、このことと、数時間のうちに確実にご来店いただけるのなら、取り置きの相談ものりますが~と、ご案内しました。

その直後、先月、馬券の代わりに防湿庫をお買い上げいただいたトラックの運転手さんがご来店。今回の防湿庫もかなり気になっていたようですが、「次に来た時、残っていたら買います!」と。そこへ、「店の中に置き場が無いのでなるべく早く・・・」などと私が言ってしまったので、「仲間にも聞いてみますよ!」と気も遣わせてしまったのでした。

お昼頃、ブログを見て、わざわざその日はクルマで出勤された~というお客さんがご来店。「いいけど、思ったより大きいですね、、、」と少し躊躇されましたが、せっかくクルマで来たのだから~と、お買上げ&即お持ち帰りの割引価格でお買上げいただきました。

夕方、朝、電話いただいた方から再び連絡が入りました。ご来店のメドが立ったという内容だったのかもしれませんが、スミマセン、先に売れてしまっていました。

そして翌日火曜日、再び運転手さんがご来店。店に入るなり、「よかった~!売れてますね」と。「やっぱりちょっとサイズが大きいから、置き場に厳しいかなと思ったんで。でも、買って行かれた人がいるなら、私も悩まなくてスッキリするし、お店も置き場に困らなくて良かったですね!」と。

こんな感じで、非常に沢山の方に思われた防湿庫は幸せモノではないでしょうか!

後は、お買上げいただいたお客さんのご自宅で家族の方に、その大きさと、カメラ趣味のモノゆえに、邪魔者扱いされないことを祈るばかりです(笑)。

話は戻って、常習性。実は今回お買い上げいただいたお客さん、うちの店で、5月中にもう一台買ってもらってます。運転手さんも家には、既に防湿庫が5台あるらしいです。

2010年6月 1日 (火)

ピンホールカメラ

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 私にとって、最初のピンホールカメラは、かつて新宿歌舞伎町にあった中古カメラ店の「ピンホールカメラ」さん。私が幼い頃から、アローカメラと取引させていただいてたので、ピンホールといえば、このカメラ屋さんだったのです。

でも、ピンホールカメラとは、もともと、針穴カメラのこと。恥をさらしてしまえば、その意味を知らずに大きくなってしまったのです。

ピンホールカメラは、カメラの原点ともいえるカメラですし、普通のカメラとは違う、独特な楽しさや味があると思います。それらについては、専門のサイトなどで調べてみてください。

それから、私にとって、いや、一般的にもそうだと思うのだけど・・・。ピンホールカメラは自作するものという認識なのですが~皆さんはどうでしょう?

確かに製品化されたものもありますが、一般的には箱に穴を開けたりして・・・自作するもの、と。我楽多屋にもピンホール用のパーツを探しに来るお客さんがいらっしゃいます。一番簡単なのは、一眼レフのボディキャップに穴を開けて、ボディに装着する方法。この方法はかつて、ニコンのウェブマガジンにも載っていたそうです。

また、先日のこと、田中長徳先生がヘルシンキから帰国後間もない時に来店されました。その時に、話の流れで、「この前、『ピンホールカメラないですか?』とお客さんに尋ねられたんですが、『普通、買うものじゃなくて、作るものですよね!』なんて、お客さんに答えちゃったんですよ~」と、長徳先生に話をしたら~、なんと、長徳先生はうちに来られる前に錦糸町のHカメラさんで、パノラマ ピンホール ホルガ(上の画像と同じもの)を買って来たらしく、「これを買って来たんです!」と手提げの中を見せてくれました。

何だか、長徳先生に挑戦するような発言をしてしまったのでした。

 

ピンホールカメラ/針穴写真機、または微細な穴をレンズの代わりに使ったカメラのこと。レンズを使わずに、暗箱の前面に小さくあけた穴から内部に差込むごくわずかな光によって、フィルム面に映像を得ようとするもの。(日本カメラ社 写真用語事典による)

2010年5月31日 (月)

変色系!?

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変色まで呼びます。。。先日、ニコンのメタルフードの変色?について、ちょっと触れましたが、今回現れたのは接写リングの変色系。

通常は普通に黒いはずの接写リングが、なんと茶色っぽく変色していました。前回の青っぽい緑っぽい黒よりは、画像でも分かりやすいのではないかと思いますが・・・どうでしょう。左半分が変色系、右半分が通常の黒。

だから、何?と言われても、特に深い意味は無いのですが、、、見慣れているモノだからこそ、変な色をしていると気になるものなのです。

ただ、どうしてこうもニコンのモノばかり!?もしかして、塗装が弱いの?なんて思うかもしれませんが、決してそんなことはないと思います。

多分、もともと高級ブランドですから、途中で廃棄されることもなく、より長い間保存される傾向にあったり、プロ志向の強いブランドだから、過酷な条件で使用される傾向にあったり、そんな理由で、前回のフードといい、今回のリングといい、ニコンアクセサリーに変色系が続いているのではないかと思います。

良く見ると、黒い方も、茶色い方もそれぞれ同型のリングがセットになっているのですが、名称が違いました。黒い方はK1やK2など、茶色い方はB1やB2など。B系列のデータや資料がほとんど見当たらないことなどから、こちらが古いモノと思われます。

2010年5月30日 (日)

防湿庫!!!

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我楽多屋にて防湿庫を特価販売中!といっても一点限りですが!

トーリ・ハンの「ドライキャビ NDC-232-SE」。ちょっと大きめですが、シッカリしていて収容力も抜群かと。程度も良いです。

正直なところ、置き場に困っていますので、特価販売しています。ご来店のうえ現物を見て、お持ち帰りの段取りを早々に取っていただけたら、もっと安くします!!

どうぞよろしくお願いします。

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千葉工業大学の

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我楽多屋の若き常連さんで今年から大学生になったX君。彼から写真展の案内をいただきました。

にわとりの案内状がちょっと不思議な感じですが~、個人的には自分の干支が酉なので、親近感を覚えなくもない・・・(笑)

  • 千葉工業大学 文化会 写真部  2010年度文化の祭典
  • 2010年6月6日(日)  9:30~16:30
  • 千葉工業大学 津田沼キャンパス 6号館4階 647教室
  • 千葉県習志野市津田沼2-17-1

いわゆる文化祭の一企画で、部員の写真作品展示、研究発表などを行うそうです。

大学生になったX君は、最近はEOS5Dを提げていることが多いのですが、高校生時代は来店時はいつもフィルムカメラでした。昨年の学研フレックスカスタマイズコンテストにも応募してくれました。

2010年5月29日 (土)

アングルファインダー

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他メーカーのアングルファインダーの在庫があっても、普段、ニコンのアングルファインダーはあまり見かけません。

ところが、今、我楽多屋には何故か4個もたまっています。。。これも「呼び」なんでしょうか!?

DR-3というタイプですので、ちょっと前の型。F3(アイレベルF)やFE、FM系に付けるタイプですので、そのままではAF一眼系にはフィルムも含めデジタル系にも装着不可。「そのまま」ということは、何かアダプター(DK-22?)を介せば大丈夫みたいです。詳細は、必要に迫られてご自身で確認してください、スミマセン。

特に若い世代を中心に、アングルファインダーが何か知らない人も多いようで、、、これもデジタルカメラのライブビュー機能や、より便利な可動式のバリアングル液晶の功罪でしょうか。

日本カメラ社発行の写真用語事典によれば、「一眼レフの接眼部に装着し、90度角度を変えてファインダーが見られるアクセサリーで、レフコンバーターともいう。ローアングルや複写などのとき利用される。」とあります。

逆に、今、これを使って撮影していると、なんか格好良く見えたりするそうですよ。。。

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2010年5月28日 (金)

突っ込みどころの多い・・・

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このポストカード、多分、昔のカタログか何かの宣伝用の写真と思います。写っているクルマが、スバル360ですから、今から40~50年前のもの。ちょっと詳しく調べてみたら、このモデルは1960~62年頃みたいです。

この写真、良く見ると気になる点が多々あります。元はといえば、我楽多屋のアルバイトが横浜のカメラ店で見つけてきたもので、「この写真おかしくないですか?」と私に聞いてきたのが始まりです。

アルバイトの疑問は、被写体が向こう岸に居て、離れ過ぎじゃないですか!?というのです。

まず、その点について分析すると、構えているカメラの感じからして(良く見えていませんが)、標準レンズよりは長いレンズが付いているみたいだし(時代背景的に135ミリとか)、向こう岸まで20メーターあるかないかくらいだから、まあいいんじゃないの~!?という判断でどうでしょうか。。。

さてさて、わたし的には気になる点がまだまだいっぱいあるのです。多分、スバル360に乗って出かけた家族旅行でのワンシーンという設定なのでしょうが~。

まず、気になる点のその1は、「せっかくなんだから、クルマも家族と一緒に撮ればいいのに!」という点。まぁ、それについては、湖の向こう岸に居る家族を撮りたかったのだから仕方ないとしましょう。

そして、気になる点その2。「女子供(母親と子供二人)だけで、漕いで行ったのかよ!」という点。向こう岸に居る家族ですが、どうやら岸に繋がれたボートで渡ったものと思われます。普通、そういう時は父親が漕いでいくものじゃないですか!?

さらに、気になる点その3。実際の家族旅行はいろんな季節に行くものでしょうが、これは宣伝用の写真、「何も冬枯れの湖畔に行っているという設定自体があんまり美しくないんでは?」という点。

さらにさらに、気になる点その4。スバル360のタイヤは汚れていて、臨場感というか現実味が出ているのに、「クルマにナンバープレートが付いていない!」という点。

まあまあ、ここまで行くとケチを付けているみたいになってしまいますね(笑)。でも、見方を変えれば、私の疑問を解決出来るような解釈もあるのでしょうが、写真一枚でこれだけの時間を潰せたことが、ヒットでありました。