我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年9月 4日 (日)

YASHICA ORAL-EYE

Yashica 
医療用カメラは、一般の人の目に触れることが少ないカメラですが、買取りをやっていると時々はその方面のカメラが入ってきます。

私はその方面に詳しくないし特に興味もないので、時々の出来事は忘れがちで、、、具体的にこんなカメラが出たんですよ~なんて記憶はかなり乏しくなってしまいます。オリンパスペンFや、キヤノンA-1、コンタックスRXあたりをベースにした機種があったような気がします。

ただ、今回のカメラは初めて見ました。見るからに、ヤシカエレクトロ35をベースにしているのが分かりますよね。

「YASHICA ORAL-EYE」という名称から、歯科医師用であることも分かります。

そして、インパクトあったのが、前面に貼られていたプレート。「TOKYO SHIZAISHA」(東京歯材社)の文字の横にあるイラストが、人の頭の見取り図みたいなので~。

Yashica2 

2011年9月 3日 (土)

魔法の輪

P016a 
コンパクトカメラに付属されていたと思われるストラップ。

パッと見た目は、なんの特徴もないストラップのようですが、カメラへの取付け部に近い側を見ると、ちょっと不思議な黒い輪っか(赤い矢印の先)があります。

この輪っかが何の為に付いているかご存知ですか?多分、分からない人の方が多いと私は予測しています。。。

でも、文章で説明するの難しそう~。この輪っかにストラップの片方をスッと通して引っ張ると、下の画像のようにストラップの長さを短くした状態に出来るのです。

P015a 
さらに、「サルカン」←これは前に一度紹介したことがあります。ストラップなどで折り返した部分がヒラヒラしないように留める部品のこと。このストラップでは、その「サルカン」(黄色い矢印の先)を利用することで、短くしたストラップがたわまないように出来るのです。

この一連の作業は実際にやっている場面を見てもらったり、実際にやってみないと分かりずらいかもしれません。

しかし、ちょっとした工夫でこんなに便利な仕掛けを作ってしまえるなんて!これを思い付いた人、スゴいと思います!!

ところで、このストラップには小さく「PENTAX」と書かれていました。

2011年9月 2日 (金)

ニコレックスの富士山マーク

P013 
P012 
先日、「ラバーフードの利用法」の時に登場した「ニコレックス」。

外観は汚れているし、シャッター粘ってるし、残念なジャンク品と判断していたのですが。。。ちょいと手をかけたら~まずは見た目がキレイになり、シャッターもまずまず動き始めたし、メーターも触れている~ボチボチ使えそうな状態であることが判明してきました。

このニコレックス、詳細には「ニコレックス35Ⅱ」という1962年登場のモデル。ニコンFが登場して間もない頃の型ですから、初期のFと同じようように、ボディ上面にはいわゆる「富士山マーク」と呼ばれる「NIPPON KOGAKU TOKYO」と書かれた刻印があります。

さらに、もうひとつの富士山がこのカメラにはあります!

露出計の指標が富士山のような形をしていて、指針を頂上中央部分に合わせると、適正露出を示すようになっています。

この富士山型の指標、ボディ上面の窓の中にもあるのですが、ファインダーを覗いてその上部に投影されているものの方が、より富士山らしく見えます。

ただし、この指標が実際に富士山をイメージして作られたものなのかどうかは不明。勝手に私がそう見ているだけかもしれませんので。

2011年9月 1日 (木)

フィルムカメラ体験ワークショップ

Work 
8月7日に行なったワークショップの第2回目を28日(日)に開催しました。

第1回目の報告をブログに載せたあと、ワークショップに関心を抱かれたお客さん数名に、「どんな感じでしたか?」と質問されたりしたので、今回も報告しておきます。

参加者へお貸ししたカメラと撮影済みフィルムは、20日までに回収させていただいていたので、今回は現像プリント後の仕上がりを見ながら、玄光社の伊藤さんを講師にお招きして、講評及び反省会をした~という内容でした。

フィルムカメラ体験が初めてに近い参加者の多くは、フィルム独特の仕上がりや、露出不良の失敗作にも、関心を示されていました。1回や2回の集まりでは、深く掘り下げる内容は難しいですが、これが、フィルムカメラを使う何かのきっかけになれば~というのが当初の目的だったので、一つは目的クリアかと。

そして、こちらから案内したこともあり、参加者全員が再度フィルムカメラの貸し出しを希望されて、マニュアルフォーカスのフィルム一眼レフを持って帰られました。

今回、参加いただいた方の話を聞くと、露出の解説をしないワークショップや、作品を一枚もプリントしないワークショップなどもあるそうで、時代は変わったものだ。。。と思いました。オート化デジタル化が進めばそういう内容もありなんだと思います。でも、より深く・より楽しくを求めれば、フィルムカメラでじっくりと構図や露出を考えながら1枚を大切に撮る~というのも意義ある一つの方法だと思います。

第65回 得?or 特?

今回は見過ごしてしまいそうな稀少フード2種です。

P965 
まず一つ目は、ノンハレーションタイプのフード。

32ミリ径のカブセ式なので、二眼レフあたりにちょうど良さそうなサイズ。未使用・元箱付きです。写真の通り、フードの内側が段々になった凝った造り。プラスティック時代の今なら、何て言うことのない造りなのかもしれませんが、金属時代のモノ造りへのこだわりが感じられるフードです。少々、重いのは仕方ないですね。

1個限り1,500円。

 


P966 
二つ目は、オリンパスオートのメーターブースター付きフードです。

パッと見はキャップ付きのフード?とか思っちゃいますが、そのキャップみたいな部分をパカッと開くとヒンジが付いていて、写真のように、その裏にはメーターの受光部があります。1958年に登場したオリンパスオートじゃないと使えませんが、このブースターは、カメラに内蔵された露出計の暗所用です。これは大変珍しいフードかと。

同じく1個限り2,800円。

*どちらもいつものように我楽多屋ご来店早い者勝ちです!!

2011年8月31日 (水)

ラバーフードの利用法

P009 
買取らせていただいた品物の中にあったニコレックス。ニコレックスは1960年代初期、ニコンが普及版として製造していたシリーズです。

長年放置されていたと思われるこのボディには、たくさんの埃やタバコのヤニの積っていました。状態もジャンクよりのものだけど、普通に触れるくらいにはキレイにしようと清掃をしていた時に、ずいぶんと貴重なフィルターが付いていることに気付きました。

40.5ミリ径でニコン純正の銀枠フィルター。それもL39のUV。

シャッターが少々粘っている本体はジャンク扱いで売ることになりそうなので、フィルターは外して別売りしよう~という判断をしてみたものの、フィルターが硬く締まっていて外れない。。。

レンズ前部の形状から、少し奥まったところにフィルターが付いているので、余計に外しずらい。キャップ開けみたいなゴムがあればいいのだろうけど、身の回りに見当たらず。いろいろな方法や、力任せに試みたけど外れない。。。

ふと、我楽多屋にたくさんあるラバーフードが使えるんじゃないか!と思って、径の小さめなのを選んで、外側のラバー部分でフィルター枠を摘まんで回したら、スルッと外れました!

意外なラバーフードの新しい利用法を発見したわけです!

【注意】ラバーフードの中には外側にも金属製の枠が入っているものもあるので、万が一、上記のような使い方を真似される場合は確認したうえで自己責任で行なってください。

2011年8月30日 (火)

グレーなカメレオ君

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昨日は一日中、がらくたカメラの整理をしていました。かなり数があったのですが、これといって特別に面白いモノないなぁ~なんて思っていたら、一つありました!

半月ほど前に紹介したカメレオ君。その仲間が出て来ました。仲間といっても正確には、同じモノの色違い。この前はカメレオンっぽい「緑」でしたが、今回のはスケルトンな「グレー」。

しかし、我々のようなホンモノ系?のカメラ屋ではあまり見かけないカメレオ君ですが、マニアよりでない一般的には知名度あるんでしょうか?(いや、そんなことないと思う…)

でも、こんなタイミングで出て来るんなんて、まさに「呼び」です。

片方がカメレオちゃんなら、いっそのことツガイにして、子カメレオを繁殖させてしまおうか~!?なんておバカなことを考えてませんよ。今日はかなりおマヌケねたで、すみません(笑)

 

2011年8月29日 (月)

一昨日のがらくた市

P995 
P998 
土曜日は微妙な天気予報だったのですが、幸い雨には見舞われなかった東京四谷地方でした。

新宿高島屋で行なわれている「クラシックカメラ博(即売)」とお客さんの取り合いになってしまったのか!?いつもより少しお客さんの数が少なかったような気がしなくもない8月のがらくた市でした。

また、品数は決して少なくなかったと思うのですが、掘出し物的な逸品に欠けていたのは申し訳なかった感じです。

それでも、長徳先生のトークショーは暑気払いを兼ねた2部構成で開催したこともあり、特に午後3時半から午後6時までの第2部は、時間を忘れてしまうような楽しさでした。

画像は長徳先生が持参されたリコーGXRと、ライカMマウントレンズが装着可能なマウントA12。そして、そこにコンタックスマウントのジュピター12がマウントアダプタを介して装着されてる状態です。

もう1点は、第2部で盛り上がっている光景です。

2011年8月28日 (日)

カー雑誌Old‐timer

P987 
八重洲出版が発行する「Old-timer(オールド・タイマー)」という雑誌は、「旧車を愛する人たちのためのレストアバイブル」です。

8月26日発売の「Old-timer120号」に、うちの店がちょこっと載ってます。

以前お知らせしたことのある中里さんの「ラビットスバルRS-3」が、カラー4ページに渡って取り上げられていて、そこに中里さん自費出版の写真集が置いてある店として、紹介されているのです。

小学生時代からクルマが好きでカー雑誌を読んでいましたが、本屋さんでこのオールド・タイマーを手に取って開いたことはほとんどありませんでした。

今、読んでみると、自分がクルマに興味を持ち始めた頃のクルマがオールドカーになりはじめていることに驚きました。そして、この雑誌の中身の濃いこと!その雰囲気は、クルマ界の我楽多屋的な内容です。

さて、蛇足ですが、八重洲出版さんにはこんな思い出がある私。中学生時代、技術科のテストで内燃機関についての出題がありました。エンジンの見取り図を見てその形式を答える問題で、自信を持って答えたのに採点は×。

納得いかずに先生に訴えたのに却下され、どうしても納得いかず、野田中学生は、当時愛読していた八重洲出版「driver誌」の編集部に相談の電話をして事情を説明。すると、応対してくれた人は「それはキミが正しいから、明日、学校に行って先生をギャフンと言わせたらいいよ!」と言ってくれました。

翌日、技術科の教師に改めて訴えると、彼自身も再確認していたのか、準備していたように「それでも合ってる」と採点を変更してくれました。「でも」ってのが、幼ながらに気に入りませんでしたけどね。。。

そんな恩義もある八重洲出版さんなのです。

P989  

  • 「Old-timer」(オールド・タイマー)
  • 八重洲出版発行 
  • 偶数月26日発売
  • 定価950円税込

2011年8月27日 (土)

ディレクターズビューファインダー

P993 
その名称からして、ちょっとカッコいい感が出ている「ディレクターズビューファインダー」。

スチルカメラでは縁が薄いモノですが、シネ方面では必需品とも言われ、監督やディレクターさんが首から提げながら、構図を確認したり、イメージするのに使われます。画角および縦横比も調整可能。

先日、日芸のH君も興味深く見ていましたが「自分は映画学科じゃないしなぁ~」と言いながら見送ってました。

このディレクターズビューファインダー、「sun-nac」と書かれています。資料が全く見つからなかったのですが、持ち込まれた方が「ナックさんで購入した」と言われていました。

ナックさんといえば、古くから銀座で映画やテレビなどの方面へ撮影機材を販売したりレンタルしたりしていた会社。現在では、より特殊な機材(映像計測用ハイスピードカメラなど)の製造販売にシフトされていますが、前述のサービスも継続されています。

ところで、「sun-nac」の「sun」が、レンズメーカーのサン光機の「sun」なのではないか?気になるところです。

さて、金属製で良く出来たこのディレクターズビューファインダー。監督さんでも、ディレクターさんでなくても、それっぽく覗いて楽しめそうです。