ラバーフードの利用法
買取らせていただいた品物の中にあったニコレックス。ニコレックスは1960年代初期、ニコンが普及版として製造していたシリーズです。
長年放置されていたと思われるこのボディには、たくさんの埃やタバコのヤニの積っていました。状態もジャンクよりのものだけど、普通に触れるくらいにはキレイにしようと清掃をしていた時に、ずいぶんと貴重なフィルターが付いていることに気付きました。
40.5ミリ径でニコン純正の銀枠フィルター。それもL39のUV。
シャッターが少々粘っている本体はジャンク扱いで売ることになりそうなので、フィルターは外して別売りしよう~という判断をしてみたものの、フィルターが硬く締まっていて外れない。。。
レンズ前部の形状から、少し奥まったところにフィルターが付いているので、余計に外しずらい。キャップ開けみたいなゴムがあればいいのだろうけど、身の回りに見当たらず。いろいろな方法や、力任せに試みたけど外れない。。。
ふと、我楽多屋にたくさんあるラバーフードが使えるんじゃないか!と思って、径の小さめなのを選んで、外側のラバー部分でフィルター枠を摘まんで回したら、スルッと外れました!
意外なラバーフードの新しい利用法を発見したわけです!
【注意】ラバーフードの中には外側にも金属製の枠が入っているものもあるので、万が一、上記のような使い方を真似される場合は確認したうえで自己責任で行なってください。