マスクの隠し場所
1990年前後にあった、パノラマブーム。
パノラマと言っても広角に写るわけではなくて、上下をカットして横長に見せるだけの似非パノラマでしたから、当時のパノラマ対応のカメラには仕掛けがされていました。
パノラマ途中切り替えが可能なカメラの場合、外装にある切り替えスイッチを操作することでフィルム面の直近に上下からマスクを出すことで、それを可能にしていました。
途中切り替えが出来ないカメラの場合は自分で付属品のマスクをセットする感じでした。私の記憶ではミノルタαあたりでは、交換用フォーカシングスクリーンのケースみたいなのに、そのマスクが入っていたと思います(あ、現物が店内にありました)。
京セラの「300AF」というカメラでは、そのマスクがなんと!背蓋の内側にセットされています。私は今回このことに始めて気が付きました。
背蓋の内側から外して、フィルム室にセットするとこんな感じです。
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