carenaって?
★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
一週間くらい気になって、何とな~く調べたりしたけど詳細が分からないまま...話題にしちゃいます。
過去にも「carena」というブランドのカメラや、「carenar」というネームの付いたレンズが我楽多屋にも何度か出ています。だいたい(全部?)が一眼レフで、日本のメーカーがOEM製造したようなものばかり。
かつて一度こんな取り上げ方をしていて、その時は私なりに何らかの根拠があったんだと思うのですが「アメリカの会社」なんて書いてしまっています。
しかし、先日お客さんに「これはリヒテンシュタインのカメラですよね」と言われたのです。その場では「そうなんですね」程度の返事しか出来ませんでしたが、ボディ前面に貼られたマークに王冠が記されているあたり、リヒテンシュタインの国旗にも王冠が記されているし、とても信憑性が高いのかと。
後で調べると、確かにリヒテンシュタインに「carena」という光学メーカーがあったようで、シネカメラは独自に製造していたらしいことが分かりました。しかし、スチールカメラの製造についての事情が正確に判明していないままです。多分、その光学メーカーがOEM品を販売していたとか、もしかしたら、のちに商標だけ別に移ったとか…。
ついでに知ったのは、イタリアのカメラブランド「レクタフレックス」は倒産後にリヒテンシュタインでごく少数のカメラが造られたんだとか…。
ところで、リヒテンシュタイン公国。個人的には中高生時代に地理の勉強した時以来、初めて口にした言葉のような気がします。オーストリアとスイスの間にあって、国土面積は瀬戸内海に浮かぶ小豆島とほぼ同じという小さな国。永世中立国となったのは1867年で、世界でスイスに次いで二番目。このくらいは記憶していました。
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