我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年10月18日 (金)

個商いからのお願い

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先日ご来店のお客さんから、こんな事を聞かれました。

カメラとは全然違うものを扱う商いをされているそうなんですが…「カメラ修理を勉強しようと思っているので台数をまとめて買って行って良いだろうか?」と。

それに対して私は「こんな小さな店ですし、カメラ遊びを趣味としている個人の方に必要なものだけを買って行っていただきたいのでご理解ください」と答えました。

その数日後にも電話で「そちらは1,000円以下のジャンクカメラとかをたくさん扱っているのですか?」と聞かれました。何んとなく似たような臭いを感じました。

その場の売上だけ考えれば、売れるに越したことないんだからいいだろう~という見方も出来ますが、趣味としてカメラ遊びを楽しんでいらっしゃる個人のお客さんのことを考えたら、大量に買って直して(それも素人修理で)転売を考えていそうな向きの人には買って欲しくない~という気持ちの方が強いのです。

なので、上記のような質問をされた時のために、そういう向きの人にも躊躇なく品物を売ってくれるようなお店を案内出来るようにしておかないと…なんて考えている最中です。

こういう話をすると、きっと…客を選んでいる~とか言われる人も出て来るんでしょうけど、店のカラーというのはあってもいいと思うのです。だって、「小商い」なだけじゃなくて「個商い」をしてますのでご理解の程よろしくお願い申し上げます。

それに最近はそういうことを理解して、あえて我楽多屋に不要になった品物を持って来てくださる人もいらっしゃるくらいですから。うちは益々、分かっていただける人たちの橋渡しを意識して行かないといけないんです。