明るいレンズ・暗いレンズ
一般的にレンズはF値の明るいモノの方が高価なレンズとされています。
中古品の場合は価格に稀少性が加味されることがありますから、逆転現象が起こることもありますが、それでも稀なパターンかと思います。
画像のニコンS(後塗り)に付いているレンズ、普通に考えるとニッコールSC50mm/F1.4なんですが、名板をよく見てください。これ50mm/F1.5なんです。
F値1.4の標準ニッコールが出る直前に少量だけ生産されたという、稀少なF値1.5のニッコールなのです。
明るいレンズ・暗いレンズでいうと、少し前にこんなことがありました。多分、初めてご来店された方だと思うのですが、我楽多屋店内をひと回りされた後に「1.2とか明るいレンズありますか?」と質問されました。そもそもマウントが何なのか、どういう世代なのかも分かりません…。
「ありませんね。そういう明るめなレンズは基本ここには置きませんから」と答えると、「?」という表情をされたので、「そういう市場性の高いレンズは仲間の業者ルートにまわすので、ここはガラクタ的なものばかりです」と。
すると、「変わったレンズとかありますか?」と聞かれたので、「『変わった』って?人それぞれ求めるものが違うでしょうし、あなたが思う『変わった』分かりませんし」と答える。
次に「くせ玉とか?」と聞かれたので、「すみません。うちはこういう写り方をするから、どう?みたいな(セレクトショップ的な)売り方をしていないので」と答えました。
多分、感じの悪い店だと思われたかもしれませんが、このやり取りから~私が言わんとしていることを分かっていただける方もいらっしゃるでしょう。それで十分です。例えば、ひとつにこんな感じ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/12/post-95c5.html
あと、ご入店時に目の前で「いらっしゃいませ」と挨拶しているのに、ソッポ向いて無反応だったことも引き金になっていますから…悪しからず。
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