「ビニテ」カメラ
1954年に発売された「アイレスフレックス Ⅳ型」ですから、最長で70年経過しています。
また、うちにやって来た時の状態(入っていた革ケース)などから想像して、使われずに放置されていたであろう期間も10年くらいは余裕で過ぎていそう。
でも、その破損した革ケースから取り出してみると、シャッター動作まずまずでレンズもこの時代のものとしたらかなり綺麗な部類。ただ、ボディの貼り革の汚れはそれなりで...ボディ側面の片方は剥がれてしまっていて代わりにビニールテープが貼られていました。
ただ、不思議なことにビニールテープの貼り加減などに「使っていましたよ」感がどことなく滲み出ているのです。
以前に使っていたオーナーさんはカメラを集める人ではなくて使う人で、使う上での手当てをご自身で簡潔にされたのではないかと思われ、そこにカメラ愛のような雰囲気が感じられたのだと思います。
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