そこは擦れるぜ…
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
「Made in Occupied Japan」については、何度か話題にしたことがあります。戦後のアメリカ占領下時代に、輸出するカメラには「Made in Occupied Japan」の刻印をすることが求められていました。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2017/08/made-in-occupied-japan.html
一番最初に話題にした時に書いていますが、「部品交換してしまえば済むような底蓋に刻印していたり、表裏するレバーの側面に刻印して裏返してしまえば見えなくなってしまったり、最たるものはキャップにだけ刻印されていたり~と、目立たないような工夫がされていた節が感じられなくありません」。
今回の品物はお客さん所有のニコン製ユニバーサルファインダー」。こんな所に刻印されている~ということで見せてくださいました。
ユニバーサルファインダーのボディへの取り付け部にとても小さく「Made in Occupied Japan」と刻印されているのです。
ここ、何度も繰り返し取り外していると擦れてしまう部分です。実際、この個体もほんの少しすり減っている感があります。
そんな部分に刻印されているのです。やはり何か目立たせたくない思惑みたいなのが感じられちゃいます。
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