MADE IN OCCUPIED JAPAN
第二次世界大戦の敗戦後、日本がアメリカの占領下におかれていた時代に輸出するカメラに表記を求めらていたのが、「MADE IN OCCUPIED JAPAN」。「占領下の日本製」という意味です。
歴史上、サンフランシスコ講和条約が発効された1952年4月28日までは占領下ということになります
が、厳密にいつ頃に製造されたものに表示するよう求められていたのか詳細は不明です。
ボディに刻印されている機種があれば、貼り革に型押しされただけのものや、簡単に交換可能な一部品に記されているだけのものなどもあります。
今回の2台は同じ人からの買取り依頼品なのですが、2台ともに「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の表示がありました。
コニカⅠ型は1948年発売、マミヤスーパー16は1951年の発売です。
とはいえ、もともと目を引いたのはボディに刻印された「konica」と「mamiya」のロゴの美しさの方だったんですけどねぇ。
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