我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年3月15日 (火)

2階建て~

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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昨日、我楽多屋が2階へ上がって10周年記念だったから~じゃないですけど、人によっては「2階建て」と呼ぶカメラを小さな店に6台並べてみました。

そもそも、手動巻き上げのフィルムカメラ時代は巻上げ(や巻き戻し)を自動で行なうために、電池とモーターを内蔵したものをカメラの下部に取り付けたので、2階建てのような構造になったわけです。

そして、もともとのカメラが自動巻き上げになってからも2階建て構造は残ります。巻上げ速度を上げるために電源容量を増す目的でカメラの下部に電池室を追加したものや、縦位置での撮影をしやすくするためにシャッターボタンが付いたグリップを追加したものがそれにあたります。

デジタルになってからは、バッテリー容量と縦位置撮影が目的でしょう。

これら2階建ての1階部分は、ワインダーやモータードライブ、縦位置グリップ、バッテリーグリップと呼ばれます。

今回の画像に写っているものの場合、右列の前の2台(コンタックスRTSとニコンFE)は手動巻き上げを自動巻き上げにするのが目的。右列の最後方(ニコンF90)と左列の一番前(キヤノンEOS5)は縦位置撮影をしやすくするのが目的。左列の後ろの2台(キヤノンEOS10DとEOS6D)はバッテリー容量を増すのと縦位置撮影をしやすくするのが目的。

画像に無いですが、ニコンF4用のバッテリーパックMB-23などは巻上げ速度を増すことが出来たうえに縦位置撮影用のシャッターボタンも付いています。

そして、最近の我楽多屋の面白い傾向として、壊れたボディが付いてる動作品の1階部分が続けて出たこと。画像の6台中3台がそれ…。

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