キヤノンFTbとFTb-N
★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
1973年発売のキヤノン「FTb-N」は、2年前に発売されていた「FTb」の改良版。
といっても、ボディの刻印には「FTb」だけで、「N」を表す文字は記されていません。ボディ自体も全くそのまま流用されていると思います。
では、何が改良されたのかというと~外観ではいくつかのパーツが変更されています。今日はその間違い探しじゃないですが、2台が揃っているのでその違いを探してみてください。
キヤノンのウェブサイトにあるキヤノンカメラミュージアムに書かれているのは3ヵ所でしたが、それ以外にも5ヵ所ありました。
さぁ~見つけられますか!?下の画像、上が「FTb」で下が「FTb-N」です。
では、回答を!
キヤノンカメラミュージアムに書かれていたのは、
1.押しやすさを考慮したシャッターボタンのサイズ変更
2.巻き上げレバーに指当ての取り付け
3.セルフタイマーレバー兼絞り込みレバーの形状デザインの変更
さらなる差は、
4.シンクロ接点にカバーが付く
5.シャッタースピードダイアルのローレット加工を変更(一番上の画像が分かりやすい)
6.アクセサリーシューのデザイン変更
7.露出計のON/OFF/C表示のOFF部にフラッシュマーク「☇」の追加
8.巻上げレバーのデザイン変更を受けて軸のカバーもデザイン変更
そして、外からは分からない部分ではファインダーを覗くと分かるのですが「セットしたシャッタースピード値をファインダー内の片隅に表示」という改良もされています。
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