リコー GX-60
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「リコー RX-60」というコンパクトカメラをご存知でしょうか?
2000年発売で新品価格15,000円という、廉価版のフィルムコンパクトカメラです。
でも、そのデザインからピンッ!と来る方もいらっしゃるのではないでしょうか?人気のあった「R1」や「GR1」にちょっと似ているのです。
リコーのウェブサイトにはこう書かれています。『R1の思想を生かして薄型のボディに世界中どこでもすぐ買える単3電池使用として、特にアジア地域でも使えることを意図した。準広角の高性能レンズを搭載した。』と。
で、R1の思想というのはこれ、『パトローネ入りフィルムを使う35ミリカメラではボディの厚みを30mm以下にすることは非常に困難であり、ボディ中央部だけを薄くしたカメラはあったが、巻き上げ側を限界まで薄くすることでパトローネ部分を除いてボディの厚みを25mmとすることに成功した。』 *RX-60の場合は29.3mm。
こんなところが、このカメラの特徴です。
R1やGR1の親戚ってことは、デジタルカメラになっても人気のGR系とも遠い親戚なわけで~急に興味が湧いてきたりしませんか!?ひとつ先触れしておくと、操作感とか音がかなりチープ感漂うのは否めません。
当時、日本国内ではそれほど販売数が伸びなかったのか!?あんまり見かけないカメラですね。
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