我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年10月20日 (火)

イハゲー・ドレスデンの何じゃこれ?

*7月から、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日・第3火曜日もお休みさせていただいておりますので、本日20日と明日21日は連休です。よろしくお願い申し上げます。

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先日、常連さんが「家にあった使い道のないモノ…」と言って、フィルター・フード他カメラ関係のアクセサリーを持って来てくださいました。

その中にあった、これ。「Ihagee Dresden(イハゲー・ドレスデン)」って記されているし、エキザクタマウントだし、そのデザインからして、知っている人ならエキザクタのカメラやレンズで使うアクセサリーであろうことは推測できると思います。

本体の後ろ側はオス型エキザクタマウントなのでこちら側をボディに取り付け、本体の前側はメス型エキザクタマウントなのでこちら側にレンズを取り付けることになります。

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で、本体の穴が開いた中心部分はギロチン状の仕組みになっていて、下ろすと薄茶色の板状のものが現れます。この板の裏側には接点とコードのようなものが見えます。

本体上部には二つ穴が開いていて、ここにプラグなどを差すことで、何らかの情報を外部に伝えることが出来るのだろうと思います。

持ち込まれたお客様曰く「これはTTL露出計の受光部なんじゃないだろうか?」と。

いろいろと調べた結果、辛うじてエキザクタのアクセサリーとして、これが存在することは確認出来たのだけど、この先の部分「本体上部にある二つの穴から得られたものをどうするのか?」までは分からなかったそうです。ただ、これを普通にボディとレンズに挟んだところで、えらい近接しか撮影出来ないし、私には使いようが無い…ので手放されるとのこと。

私もいろいろ検索してみたら、こんな画像を見つけましたよ(→https://www.geocitiesarchive.org/mxd/~popi/micrlond.jpg)。Ihagee exposure meterという呼び名のようです。

あと、いま店に在庫が無いと思っていたエキザクタボディがジャンクテーブルに並んでいたので、装着した画像も載せておきます。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。