我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年5月29日 (金)

ミノルタ HI-MATIC AF2

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私の中でハイマチックというと、アメリカ初の有人宇宙船フレンドシップ7号にジョン・グレン飛行士の私物として持ち込まれたという、ミノルタの「ハイマチック」(厳密にはOEM品のアンスコオートセットの改造品)など、初期の金属ボディのハイマチックの印象が強いです。

*参考ブログ記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/12/9-30e0.html

しかし、黒いプラスチックボディのこのカメラも同シリーズで「HI-MATIC AF2」。

AFの名の通り、オートフォーカス採用のハイマチック2号機。1981年発売。

この手のカメラ、数年前なら動作品であろうが見向きもされない傾向にあったので、入荷品の動作チェックをするのもあまり気合いの入らないカメラでした。

実際、単三電池が液漏れを起こして動作不良だったり、レンズが汚れていたり、フィルム室のモルトが劣化して大変なことになってる個体が大半と言っても過言ではないですしね。

でも、最近はこの手のカメラをフィルムカメラの手始めに使いたい〜という若い世代がいらっしゃるので、いい状態の個体はそれをアピールして、安心して使ってもらえればいいなぁと思い、チェックをする気持ちや目が少し変わって来たのは事実です。

そしてこの個体。フィルム室のモルトは劣化してバサバサになっていましたが、そこら辺に落ちて汚れてしまわない程度に除去しました。レンズはまずまずキレイだし、動作もシッカリしています。

前述のように、個人的には印象の薄いこの世代のハイマチック。時代としてはAF機能を初搭載したカメラとして有名なコニカのジャスピンコニカの2号機「C35AF2」とほぼ同時期です。

 

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